オフショア銀行

オフショア法人やその他オフショアストラクチャー設立の初期段階でオフショア銀行を選ぶことをお勧め致します。オフショアスキームの構築において、銀行は最も重要な要素の一つです。銀行によっては、特定の国々にある仲介業者を通した法人にのみ口座を開設するところもあります。もしオフショア銀行口座を開ける際に特定の銀行や国をご希望でしたら、それを事前にご相談頂けますと、オフショア法人やその他ストラクチャーの設立もそれに合わせて行うことができます。


弊社は、世界中で人気のあるオフショア地域にある著名な銀行の調査を行い、ビジネス関係を築いてきました。国際的なオンショア銀行とオフショア銀行両方との関係を持っており、多様なお客様に対応しています。クレジットカード決済やインターネット決済が可能な商業用により適している銀行もあれば、世界中で使えるキャッシュカードや、後払いのデビット(クレジット)カード、オンラインバンキング、国際当座預金口座など、国際的な個人向け銀行業務が充実している銀行もあります。またある銀行は、確固たるプライバシー保護と希少なマーケットへの投資を求める富裕層向けにプライベート・バンキングや資産管理などに特化した銀行もあれば、海外住宅ローン、バック・ツー・バック・ローン(異通貨相互貸付け)、貿易金融などの専門サービスの提供に特化した銀行もあります。

コンサルテーションの後、クライアント様に最適な銀行をご紹介致します。オフショア銀行の多くは、弊社のように金融ライセンスを持ち認知されたCSP(コーポレート・サービス・プロバイダー)を通して設立されたオフショア法人のみからの申し込みしか受け付けません。そうでなければ、口座を開くために本人が直接銀行に行かなければなりません。銀行によっては、口座を開設してから六ヶ月以内に本人との電話を要する可能性もありますが、その場合は前もって弊社からご案内致します。

銀行の活用戦略

通常、弊社はオフショア銀行業や活用方法についての質疑応答はパートナー銀行に委ねていますが、これらに関して寄せられる質問や活用方法について記載いたします。当ページおよび当ウェブサイトに記載されております全ての情報はクライアント様の自国における税務に関する助言では一切ございません。下記の活用方法は合法的であり問題ないかもしれませんし、違法とみなされるかもしれません。弊社がクライアント様の法人を設立および銀行口座を開設した国で合法的な方法のみをアドバイス致します。もしオフショア銀行口座から現金化せずに本国に資金を送金したい場合は、バック・ツー・バック・ローンがオプション候補となります。弊社はいくつかの銀行と協力し、これらのサービスを提供しております。

バック・ツー・バック・ローン

バック・ツー・バック・ローンは、通貨価値の変動の回避手段として使われます。コンセプトは比較的簡単なものです。銀行にある通貨で預金をしておき、同行はその預金を担保に違う通貨でローンを組みます。ローンの用途もいくつかあるため人気がある手法です。

シナリオ1 (ビジネスローン)

あなたが海外にオフショア法人と資金を蓄えている銀行口座を持っているとします。国内にあるあなたの事業が現金の追加資金が必要となりました。このような時に、オフショア銀行を使って「バック・ツー・バック」ローンを組むことができます。コンセプトは簡単です。銀行に預けてある預金を保証金とし、金利と期間を決めてローンを組みます。この時、高金利に設定しておくと、利息の支払いは税金控除の対象費用となることがあり、将来の節税に役立つため有利に働く場合があります。

シナリオ2 (住宅ローン)

あなたは家を新築しているか、不動産を買う予定で現金が必要になったとします。あなたのオフショア銀行はバック・ツー・バック・ローンをあなたの選ぶ利息(通常常識の範囲内で高金利)と期間で住宅ローンとして組み、あなたはその不動産を買い、ローンを組むことによってその不動産の先取特権を維持します。多くの資産家は不動産や投資を自分の名前で持つことを好まず、何かあったときに資産を特定されにくい方法を好むので、この手段は人気があると言えます。このケースでは、不動産は完全なる所有物ではなく、完全に抵当に入った家とみなされます。この手のローンは家の価値と同額まで引き上げることができます。そしてビジネスローンと同様、利息の支払いは税金控除の対象になることが多く、特に富裕層で高額納税者枠に入る人たちには、今後の所得税の節税に役立つことがあります。


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